特徴
乾燥がちだったりカサカサする季節に、ひじやひざのお手入れにもお勧めする、お肌をしっとり、柔らかく保つ化粧水です。
「化粧水はお肌のpHと同じ弱酸性」というのが一般的ですが、この化粧水はアルカリ性。
弊社独自の植物発酵エキスも普通肌用よりたっぷり配合し、ひび割れやアカギレのお肌にもやさしく、お肌をふっくら保ちます。
開発エピソード
弊社のお客様に普通肌用の化粧水(というか弊社には一種類しか化粧水がなかった)と洗顔石鹸(スキンソープ)だけでは満足できないという方がいらっしゃいました。
アトピーの方やかかとや手のひらがひび割れる方、冬になると肌がカサカサして痒みの出る方などです。
弊社の研究顧問・故佐藤博先生はこれらの痒みの原因を「角化亢進」と考えていました。皮膚は通常28日の周期でケラチニゼーション(皮膚が生まれ変わり再生すること)が行われていますが、このリズムが狂い、角質化が進み皮膚が固くなったり、皮膚表面に余分なものがあるために、あるいはそのため微生物などが繁殖するために、それらから身体を防御する応答のための信号として「痒さ」が伝えられているという考えです。
したがって皮膚表面を柔らかくし、増えすぎた角質を取り除くことが大切になるのです。
佐藤先生のアドバイスを元に、日本最初のスキンローション、ベルツ水の処方をマイルドにし、更に弊社の発酵エキスを配合、乾燥肌用の化粧水として生まれました。
アルカリ性化粧水
アルカリ性には元来タンパク質を柔軟にする働きがあり、美人の湯といわれる温泉のほとんどがアルカリ性でもあります。
日本最初の化粧水(ベルツ水)もアルカリ性でした。
ドイツの医師で、お雇い外国人として日本に招かれ、27年にわたって医学を教え、医学界の発展に尽くしたベルツ博士が、箱根富士屋ホテルに滞在中、女中の手がヒビ、アカギレで荒れているのを見たのがきっかけでグリセリン(保湿)と日本酒(殺菌:現在は消毒用エタノール)を主原料として凍瘡治療薬を変方して処方した、現在も日本薬局方 グリセリンカリ液として知られるアルカリ性の保湿ローション。
当時はスキンケアとしてはヘチマ水か馬油しかなく、日本最初の化粧水といえるものです。
クリームなどで保湿するのではなく、皮膚そのものを柔らかく保つという考え方です。
使い方
コルテFスキンソープで洗顔したあと2~3滴を顔全体になじませます。物足りなさを感じたら2度塗りを。
保湿クリームを使わずに試してみて欲しい。
ひじなどのカサつくところにもお試しください。
全成分の表示
水
グリセリン
エタノール
植物性エタノール抽出エキス
キュウリ、リンゴ、ニンジン、オレンジ、エタノール
褐藻(昆布)エキス
植物性糖抽出発酵エキス[スクロース(甜菜糖)、大根、リンゴ、ニンジン、キャベツ、キュウリ、ゴボウ、セロリ、ホウレン草、ナス、バナナ、タマネギ、モヤシ、ニンニク、トマト、ショウガ、ピーマン、生椎茸、昆布、スイカ、ブドウ、レモン、メロン、梅、桃、ミカン、ハクサイ、ナシ、スモモ、柿、小松菜、キウイ、アボカド、チンゲン菜、アスパラガス、ワサビ、レンコン、レタス、パセリ、ニラ、春菊、ジャガイモ、シシトウガラシ、サラダ菜、サツマイモ、クレソン、カリフラワー、カボチャ、
オクラ、エノキタケ、明日葉、ミョウガ、三つ葉、万能ネギ、菊の花、オオバ]
水酸化カリウム